入社を決めた理由
もともとSEの上流工程のような、要件を聞いて→設計して→お客様の願いを叶える、といった仕事がしたいと考えていました。そのうえで、就職活動をしているうちにお客様に直接コンサルできる仕事にも興味を持つようになり、当社の説明会に参加をしました。
当社の面接では、自身のいいところ・悪いところにプラスして、工夫すべきところを親身になって考えてくれたのが印象的でした。実際の仕事でも同じことを行えていないとできないことだろうと考え、つねにフィットコンサルを行えている当社への入社を決めました。
入社してから挑戦したこと
お客様に喜んでもらえることを大前提に、社内で一番のスタッフになることに挑戦しました。もともと話すのはそれほど得意ではなく、話が右往左往してしまうタイプだったのですが、お客様アンケートをもとに自身の反省点を分析し、商材の勉強を進め、ヒアリング力とロジカルに考える力を身につけていきました。
それに伴いお客様からの感謝のコメントも増えていき、結果、新人スタッフを対象とした販売コンテストで社内１位になることができました。現在はその経験をスタッフ育成にも反映させていきたいと思い、挑戦を続けています。
失敗と、そこからの挑戦
仕事を始めた当初は、接客時の対応時間が１人あたり２時間、３時間かかってしまって、お客様アンケートでも「対応時間が長い」というご指摘をいただくことがありました。それではお客様にご迷惑をおかけしてしまうため、改善方法を自分なりに考えました。
まずは接客中の話の内容をメモに取り、自分が話したワードを書き出す。そして接客時のお客様の反応から情報を取捨選択し、「伝えるべき内容」を精査していきました。話の長さについては上司からも指摘がありましたので、自身の反省と合わせて「ベストなご提案への最短ルート」を構築していきました。入社して４カ月くらいたったころから効果が表れ、その分、対応できる人数も増えていったことで、結果的に成果につなげることができました。
現在の仕事について
現在は販売のスペシャリストである「エースコンサルタント」という役職に就き、入社２年目にしてスタッフの育成にも力を注いでいます。育成においては、最初は自分の持っている手法の押しつけになってしまい、もともとそのスタッフができていた仕事さえも苦手意識へ変えてしまったという苦い経験がありました。そこで、押しつけではなくそのスタッフに合ったやり方を模索していくことで、社内でもトップクラスの成績へと変化させることができました。
育成の仕事においては、お客様に喜ばれ、仕事が楽しいと感じていただけるやりがいを共有して、楽しく仕事ができる環境を整えていきたいと思っています。当社は風通しのいい会社なので、年上のスタッフとも摩擦を恐れずコミュニケーションをとることができています。上司だけでなく、同僚や部下からの評価も重要視されるので、若い人へのチャンスもたくさんある会社です。
資格取得への挑戦
KDDIの資格である「アドバイザー」を入社１年目で取得し、２年目で「マスター」の資格を取りました。アドバイザーの試験は上半期に受験したので、入社早々、仕事を終えてから試験勉強に向かうのは時間的にもきついものがありましたが、先輩社員や育成グループからの手厚いフォローもあり、最短で取得することができました。
資格試験に対するサポートについては、自分がどこが苦手なのかをあぶりだし、弱いところを本人と育成担当が理解し合える環境になっている点にとても助けられました。
資格を取得したことにより、「吉田さんに任せておけば安心」という言葉を上司や同僚からも聞くようになり、自信にもつながりました。
仕事のやりがい・おもしろさ
ご担当しているお客様の表情が楽しそうな顔に変わったときに、とくにやりがいを感じます。以前、美容院の社長様にご来店いただいた際、スマホとタブレットをうまく活用してタイムスケジュール管理を行いたいとのご要望をいただき、いくつか提案をさせていただきました。
具体的には、美容師さんは接客中にスマホをすぐに手に取れないことが多いので、片耳にワイヤレスイヤホンをつけてワンタッチで対応ができるご提案を、外で電話をかけることが多いマネージャーさんには「かけ放題」のプランをご提案するなど、トータルでコンサルティングさせていただきました。結果、お店でも仕事の効率化につながったようで、とても喜んでいただけました。
「それやってみたい」というワードをいただけたときと、お客様の表情が明るい笑顔に変わった瞬間に、いつもいちばんのやりがいを感じています。
今後、挑戦したいこと
いま目指しているのは、店長になることです。
その先には、お客様へのアフターフォローや商談など、マルチに対応できる強い組織を作り、主軸となる店長のポジションで楽しみと喜びを与えられるお店を作りたいと考えています。同期でも、入社２年目にしてすでに店長になった者もいるので、負けないようにがんばっていきたいです。
個人の能力としては、まだまだマルチタスクをこなしきれていない部分があるので、そのあたりの能力を伸ばしていけたらと思っています。
明確なプランを持ち、かつチャレンジ精神のあるスタッフにはどんどん挑戦させてくれる会社なので、さらなる高みを目指していきたいと思っています。
就活生へのメッセージ
手探りの就職活動のなかで、いろいろな話を聞いていると自分が見えなくなり、疲れと不安でいっぱいになってしまうこともあるかと思います。そのなかでも、最後には譲れないポイントが出てきます。私の場合は、要件伺い→設計→提案の仕事の流れは、ぜひともやりたいことでした。譲れないポイントと上手く向き合いながら、周りに流されず、自分の後悔しない道を進んでいってもらいたいです。
吉田 勝昭さんのこれまでのキャリアステップ
